【1章チャート解説】ファイアーエムブレム覚醒RTA【any%】

RTA

こんにちは。
ユキヤです。

1章のチャート解説です。

1ターン目

初期配置

まずクロムをマイユニにダブルさせ、『J9マイユニ(クロム)』で待機もしくは『K10』の戦士を自分から攻撃します。
攻撃する理由は単純にマイユニの生存率を上げるためなので、割り切って待機でもいいと思います。

フレデリクとリズは放置、そのままターン終了でOKです。

EPは傭兵が『I9』から攻撃してきます。
必殺かDAが出ないと撃破できませんが、倒すのは次ターンで大丈夫です。

2ターン目

2PP開始時

2ターン開始時にソワレとヴィオールが自動で加入し、『O11ソワレ』『P10ヴィオール』に配置されます。

『H11マイユニ(クロム)』で『I11』の戦士を自分から撃破します。
放っておくとEPでソワレが攻撃され、このターン中にクリアできる可能性が無くなるからです。

『H11』は敵将含めてすべての敵の攻撃範囲に入ることができるので、成長が要求値に届いていれば2EP中にクリアできます。

傭兵ステータス

その際に問題になるのが、マップに2体配置されている傭兵です。
この傭兵の『速さ7』がクセモノで、覚醒は追撃ラインが『速さ+5以上』なので要求値は『速さ12以上』となります。

『得意魔力・苦手守備』のマイユニの速さ初期値は6で、そこにクロムのダブル補正値『速さ+3』が加算されます。
問題となる傭兵と戦うまでにレベルアップ機会は4回あるため、4回中速さが3回上がらないと追撃が出ません。

覚醒のマイユニは成長率がかなり高いイメージがあるのですが、この4回中速さ3回は意外と満たしてくれません。
ここで傭兵を討ち漏らすと次ターンに持ち越しになり、約4~5秒のロスになります。

加えてこのターンは敵からの集中砲火になるため、苦手守備 or HPも相まってロスト率が結構高くなっています。
ここを2分10秒ぐらいで抜けられると激アツですが、逆に2分17秒を超えるとリセットという足切りタイムを設定しています。

『Y加速』と『Y引っかけ』について

Y加速

RPGやSRPGゲームのRTAは、コマンド速度が短縮要素の大きなウエイトを占めます。

覚醒のカーソルテクニックとしては、たぶん誰しもが無意識にしている『Y加速』という小技があります。
戦闘マップでYボタンを押しながら十字キーを動かすとカーソルが動くスピードが上がるという仕様で、これはキャラを掴んで移動先を決定する時にも適用されます。

3DSのボタン配置上、キャラをAボタンで掴む前にYボタンを予め押しておくのは難しいです。
なので、Aで掴んだ直後にすぐYを押すクセをつけて、カーソルの直線移動はすべて加速状態で行うようにします。

逆にクネクネしたような移動はY加速がかけられないので、章によって「このターンは最初からY加速、次は→↑にチョンチョンしてからY加速」のように覚えておくと混乱し辛いです。

もうひとつ大事なテクニックとして『Y引っかけ』があります。

通常プレイではあまり意識しないのですが、Y加速中に行動範囲の末尾やユニットに差しかかると一瞬カーソルが止まるような現象が起こります。
引っかけ自体はGBAファイアーエムブレムの頃から実は存在していて、行動範囲の境目で一瞬カーソルが止まることによってプレイヤーのストレスを軽減する役目があったのではないかと思っています。
この仕様を利用すれば、分かりにくい座標に移動する時でもカーソルが暴発する危険性を抑えることが出来ます。

Y引っかけ

↑これがY引っかけを実際に行っている動画です。

これは行動範囲の末尾でまずカーソルを引っかけ、そのままYを離すことなく蛮族で2回目の引っかけをしています。
引っかかりを超える強さでキーを入れてしまうとカーソルが遠くへ暴発してしまうので、「2マス先に引っかける時はこれぐらいの強さ」という感じで覚えてしまうと手っ取り早いです。

今後のチャート解説でも、Y引っかけを使うところはお知らせしようと思うので、そういう視点でRTA配信を見るとより面白いかもしれません。

1章の解説は以上です。
ありがとうございました。

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